大量のデータから一つ一つの条件ごとに電卓をたたいて集計するのは、とても大変です。
Excelでは、条件に合うデータを取り出し合計してくれる関数があります。
その関数をSUMIF(サムイフ)関数と言います。

【例】下記にある会社の【消耗品費】のデータがあります。
こちらの会社はいつもトナーとコピー用紙の消費が多く困っています。
→このような時こそSUMIF関数を使うと便利です。

SUMIF関数を使用してすぐに集計できるように、E列とF列に【詳細別集計】の枠を作りました。

条件に合うデータを合計する計算式-1

【設定方法】

① F3セルにカーソルを合わせアクティブにします。
② 関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。
③ 「関数の挿入」のダイアログボックスが表示されますので、
関数の分類の枠から「数学/三角」を選択します。
④ 関数名の枠から「SUMIF」を選択します。
⑤ 「OK」をクリックします。

条件に合うデータを合計する計算式-2

すると、「関数の引数」のダイアログボックスが表示されます。

ポイント

ここでSUMIF関数の説明をします。
条件に合うデータを合計する計算式-3

① 範囲の枠には、条件が入力されている範囲「B3:B12」と入力します。
② 検索条件の枠には、E3セルに指定したい条件を入力するので、「E3」と入力します。
③ 合計範囲の枠には、条件に合った合計範囲「C3:C12」と入力します。
④ 「OK」をクリックします。

条件に合うデータを合計する計算式-4

設定が完了しました。
では、条件を入力するE3セルに「コピー用紙」と入力してみます。
すると、「コピー用紙」という条件によって計算された合計額「23,500」がF3セルに表示されました。

条件に合うデータを合計する計算式-5

次に、E3セルに「トナー」と入力してみます。

すると、金額が「43,000」と合計されました。
条件に合わせて合計してくれるこの関数がSUMIF関数になります。

条件に合うデータを合計する計算式-6

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