今回は、VLOOKUP(ブイルックアップ)関数を使って、商品コードを入力すると
自動で商品名や単価が入力される方法についてご紹介します。
VLOOKUP関数では、予め【商品コード一覧表】を作成して頂きます。
【商品コード一覧表】のコードを【ご請求書】の商品コード欄に入力することで、
コードに対応して商品名や単価を自動的に入力することができるようになります。
例:
左側の【御請求書】と、右側の【商品コード一覧】でご紹介していきたいと思います。
まず、商品コードを入力することで、商品名が自動的に入力されるように
設定してみたいと思います。
① B9セルにカーソルを合わせアクティブにします。
② 関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。
すると、「関数の挿入」のダイアログボックスが表示されます。
① 関数の分類の枠から「検索/行列」を選択します。
② 関数名の枠から「VLOOKUP」を選択します。
③ 「OK」をクリックします。
すると、「関数の引数」のダイアログボックスが表示されます。
① 検索値の枠には、検索範囲の先頭列で検索する値(セル)を指定します。
よって、今回は、「A9」と入力します。
② 範囲の枠には、目的のデータが含まれる一覧表の範囲「G3:I12」を入力します。
※数式がくずれないように「F4キー」を押します。このように絶対参照にします→「$G$3:$I$12」
③ 列番号には、今回は商品名を自動で表示させたいので、【商品コード一覧表】の
2列目ということで、 「2」 と入力します。
④ 検索方法の枠には、完全に一致する値だけを検索しますという意味で「0」または、
「FALSE(フォールス)」を入力します。
⑤「OK」をクリックします。
これで設定が完了しました。
A9セルに商品コード「101」を入力すると、B9セルに商品名の「スポンジ」が自動入力されるようになりました。
例えば、単価を取り出したい場合は、下記のような設定をします。
① 単価のC9セルに、VLOOKUP関数を入力していきます。
② 検索値の枠には先ほどと同じく「A9」と入力します。
③ 範囲の枠にも先ほどと同じく「$G$3:$I$12」と入力します。
④ 列番号の枠には今回は、単価を自動入力させたいので、3列目の「3」を入力します。
⑤ 検索方法の枠には「0」を入力します。
⑥ 「OK」をクリックします。
すると、A9セルに商品コードを入力することにより、B9セルの商品名に加え、
C9セルの単価も自動で入力されるようになりました。
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