Excelでは、対象範囲内の最大値を求める場合にはMAX(マックス)関数を使います。
また、対象範囲内の最小値が知りたい場合は、MIN(ミン)関数を使うと求めることができます。
今回は、このMAX関数とMIN関数の設定方法をご紹介します。
ポイント➊
・E3セルに最大値として「最年長」を求めます。
・F3セルに最小値として「最年少」を求めます。
・(一番簡単にできる方法)オートサムボタンで設定します。
【MAX関数の設定方法】
① E3セルにカーソルを合わせます。
② 「ホーム」タブにある「オートSUM」の「▼」選択ボタンをクリックします。
③ 「最大値」をクリックします。
① MAX関数が入力されますので、ドラッグして範囲を指定します。
※今回の範囲は、年齢部分を指定したいので、C3セル~C8セルまでを指定します。
② 範囲指定できたら、キーボードの「Enter」を押します。
最年長の年齢は、「50」ということで、下記のようにE3セルに求めることができました。
最年少も同じように設定していきます。
【MIN関数の設定方法】
① F3セルにカーソルを合わせます。
② 「ホーム」タブにある「オートSUM」の「▼」選択ボタンをクリックします。
③ 「最小値」をクリックします。
① MIN関数が入力されますので、ドラッグして範囲を指定します。
※今回の範囲は、年齢部分を指定したいので、C3セル~C8セルまでを指定します。
② 範囲指定できたら、キーボードの「Enter」を押します。
最年少の年齢は、「22」ということで、下記のようにF3セルに求めることができました。
ポイント❷
C5セル「不明」という文字列が含まれています。
MIN関数では、文字列は無視されて数字のみを対象とします。
ですので、上記の表では、22が最年少として求められています。
もし、「不明」を対象範囲に入れたい場合は、MAXA(マックスエー)関数やMINA(ミンエー)関数を使うと求めることができます。
ただし、文字列はあくまでも文字なので0(ゼロ)として認識されます。
MAXA関数やMINA関数はそれぞれのセル(E3セルやF3セル)をアクティブにして、数式バーに表示されるMAXやMINの後ろにAを入力すると、簡単に設定ができます。
すると、最年長の年齢は変わらず「50」と表示されていますが、「最年少」は、0と表示されました。
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