Excelの表で順位を求めたい時RANK関数を使用しますが、セルが空白の場合や、文字列が入力されていると、下記右表のようにエラー表示されます。
今回は、エラー表示されないように、数値のみを認識して順位を求めるように数式を設定していきたいと思います。
ポイント
① 条件判断としてIF関数を使用します。
② 数値のみを認識する関数 ISNUMBER(イズナンバー)関数を使用します。
③ 順位を求める為にRANK関数を使用します。
では、設定していきましょう。
① G3セルにカーソルを合わせます。
② 関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。
すると、「関数の挿入」のダイアログボックスが表示されます。
③ 関数の分類の枠から「論理」を選択します。
④ 関数名の枠から「IF」を選択します。
⑤ 「OK」をクリックします。
すると、IF関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
① 論理式の枠にカーソルを合わせます。
② 名前ボックスから「ISNUMBER」を選択します。
※ここですぐに「ISNUMBER」が表示されない場合は「その他の関数」をクリックして検索します。
すると、ISNUMBER関数の「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
① ダイアログボックスの、テストの対策の枠に「F3」と入力します。
② 数式バーにある「IF」をクリックします。
すると、ダイアログボックスがIF関数に変更されます。
① 「真の場合」の枠にカーソルを合わせます。
② 名前ボックスから「RANK」を選択します。
※ここですぐに「RANK」が表示されない場合は、「その他の関数」をクリックして検索します。
すると、ダイアログボックスがRANK関数に変更されます。
① 数値の枠に「F3」と入力します。
② 参照の枠に「$F$3:$F$8」と入力します。
※「F3:F8」は、後で数式をコピーした時に、数式が壊れないように、F4キーを押して、
絶対参照にしておきます。
③ 順序の枠には、大きい順から順位を表示したい場合は、「0」を入力するか省略します。
小さい順から表示したい場合は、「0以外の数値」を入力するか「TRUE」を入力します。
※今回は、大きい順から表示したいので省略します。
④ 数式バーにある「IF」をクリックします。
すると、ダイアログボックスがIF関数に変更されます。
① 偽の場合の枠に「””」と入力します。
② 「OK」をクリックします。
これで、G3セルに数値のみを認識して、順位を求めることが出来ました。
最後にG3セルをドラッグしてG8セルまでコピーすると他のセルの順位も表示されます。
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