Excelで表を作成した時に、平均値を求めたい場合、自分で計算する方法と関数を使用する方法とがあります。

例えば、下記の表の国語の平均値を求めたい場合、

【自分で計算する方法】
B3~B7セルまでを合計して、テストを受けた人数で割ると平均値が出てきます。

ですが、この方法では、テストを受けた人数が多ければ多いほど大変な作業になります。

【関数を使用する方法】
AVERAGE(アベレージ)関数を使うと、合計したり、割ったりすることなく関数を入力することだけで平均値を求めることができます。

今回は、このAVERAGE関数をご紹介します。

B8セル・C8セル・D8セルにAVERAGE関数を使って平均点を求めていきたいと思います。

① B8セルにカーソルを合わせアクティブにします。

② 関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

  すると、「関数の挿入」のダイアログボックスが表示されますので、

③ 関数の分類の枠から「統計」を選択します。

④ 関数名の枠から「AVERAGE」を選択します。

⑤ 「OK」をクリックします。

すると、「関数の引数」のダイアログボックスが表示されます。

① 数値1の枠に平均を求めたいセルの範囲を入力します。

今回は「B3:B7」と入力します。

② 「OK」をクリックします。

B8セルに関数が設定され、国語の平均点が72点と求めることができました。

B8セルをドラッグして数式をC8セル・D8セルへコピーします。

コピーすると、C8セルもD8セルも平均点を求めることはできましが、小数点まで表示されました。

小数点以下を表示させたい場合はそのままで構いませんが、少数以下を四捨五入したい場合は、

C8セルへカーソルを合わせ、

「ホーム」タブの「数値」の枠にある「小数点以下の表示桁数を減らす」をクリックします。

D8セルも同じように操作します。

すると、C8セルは83点へ、D8セルは84点へ四捨五入されて表示されました。

補 足
AVERAGE関数は例えば、C6セルが0だった場合は、0は数値なので、テストを受けたということで、人数にカウントしますが、D7セルのように空白セルの場合は、テストを受けていないということで認識します。

よってD8セルの平均点は、D7セルはテストを受けた人数にはカウントされずに、求められます。

また、AVERAGE関数は、次の方法でも簡単に設定が可能です。

① 平均を求めたいセルにカーソルを合わせます。

※今回はB8セルに設定します。

② 「ホーム」タブの編集枠にある「平均」を選択します。

③ 平均を求めたいセル範囲を確認してキーボードの「Enter」を押します。

これで、設定完了です。

「役だった!」「これは便利だ!」と思ったら、ぜひお友達に教えてあげてください。喜ばれますよ(^^)

フェイスブックページでも役立つ情報を発信しています。 (クイズ制作作家 かみふじこうじ) https://www.facebook.com/kanjipuzzle/

スポンサーリンク