Excelで平均を求める時に、求めたいセル範囲に文字が含まれている場合、AVERAGE関数を使って平均値を求めると、下記B9セルのように合計(310)÷人数(4)=77.5と表示されます。

この時、欠席者を人数に含めたい時(文字列も含みたい場合)は、AVERAGEA(アベレージエー)関数を使います。

【AVERAGEA関数の設定方法】
① B9セルにカーソルを合わせ、アクティブにします。

② 関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

  すると、「関数の挿入」のダイアログボックスが表示されます。

③ 関数の分類の枠から「統計」を選択します。

④ 関数名の枠から「AVERAGEA」を選択します。

⑤ 「OK」をクリックします。

次に「関数の引数」のダイアログボックスが表示されます。

① 値1の枠に平均を求めたいセル範囲を入力します。

  今回は、「B4:B8」と入力します。

② 「OK」をクリックします。

設定が完了すると、先ほど(AVERAGE関数の場合)「77.5」だったB9セルがAVERAGEA関数を設定したことで「62」と表示されました。

このように、AVERAGEA関数を使うことによって、文字も数に含み平均を求めることができるようになります。

但し、D8セルのように空白の場合は、AVERAGEA関数を使用しても数に含まれません。

それでは、B9セルの設定をドラッグして、C9セルとD9セルへコピーしてみましょう。

コピーすると、C9セルとD9セルの平均点に小数点以下も表示されています。

小数点以下を表示したくない場合は、「ホーム」タブの数値の枠にある「小数点以下の表示桁数を減らす」をクリックすると、小数点以下を簡単に四捨五入して表示してくれます。

これで、B9セル・C9セル・D9セルにAVERAGEA関数の設定がされました。

AVERAGEA関数を使用することで、

B9セルは (合計)310÷(人数)5=(平均点)62

C9セルは (合計)339÷(人数)5=(平均点)68

D9セルは (合計)347÷(人数)4=(平均点)87

という計算がされています。

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