コードと名前がいくつもあってその都度、コード番号と名前を入力するのは、とても面倒ですね。

コードが大文字になったり、コードに対応する名前を間違ってしまったりなどなど。

このような時はエクセルの「データの入力規則」という設定をすると文字を入力することなく、ボタンをクリックするだけで、指定のリストから選択できるようになる機能があります。

下記は【ヘルパー担当表】です。

一覧のリストから選択して入力する方法-1

「データの入力規則」の設定方法をご紹介します。

「データの入力規則」の設定方法

➀ ボタンを付けたいセルを選択します。今回は、C3~C17を選択します。
➁ 「データ」タブの「データの入力規則」をクリックします。

一覧のリストから選択して入力する方法-2

すると、「データの入力規則」のダイアログボックスが表示されます。

➂ 「設定」タブをクリックします。
➃ 入力値の種類枠から「リスト」を選択します。
➄ 元の値の枠をアクティブにして、F3~F7セルをドラッグして選択します。
➅ 「OK」ボタンをクリックします。

一覧のリストから選択して入力する方法-3

すると、C3~C17セルに「▼」ボタンが付きました。
このボタンはF3~F7セルを参照しています。
ボタンをクリックすると、担当者リストのコード番号が出てきますので、クリックして選択するだけで、入力することができます。

一覧のリストから選択して入力する方法-4

次は、名前の列にもボタンが付くように設定してみましょう。

名前の列にもボタンが付くように設定する方法

➀ ボタンを付けたいセルを選択します。今回は、C3~C17を選択します。
➁ 「データ」タブの「データの入力規則」をクリックします。

一覧のリストから選択して入力する方法-5

すると、先ほどと同じように「データの入力規則」のダイアログボックスが表示されます。

➂ 「設定」タブをクリックします。
➃ 入力値の種類枠から「リスト」を選択します。
➄ 元の値の枠をアクティブにして、G3~G7セルをドラッグして選択します。
➅ 「OK」ボタンをクリックします。

一覧のリストから選択して入力する方法-6

すると、D3~D17セルに「▼」ボタンが付きました。
このボタンはG3~G7セルを参照しています。
ボタンをクリックすると、担当者リストの名前が出てきますので、クリックして選択するだけで、入力することができます。

一覧のリストから選択して入力する方法-7

vlookup関数でコードに対応する名前を自動表示する

コードと名前がリスト選択のままだと合致しないコードと名前を選んでしまうかもしれませんね。

そこで、コードを選んだだけで名前が表示されるようにしましょう。

「D3」のセルに =VLOOKUP(c3,$F$3:$G$7,2,FALSE) と関数を入力します。

この関数の意味は、
「C3のセルにある数字」と同じものを「F3セルからG7セルの範囲にある2列目」と照合して表示する
というものです。

「C3」で「1」を選択するだけで「D3」に「源 桜子」という名前が表示されればOKです。

同様に「D4」より下のセルにも同じ計算式を貼り付ければ完成です。

最後に「データの入力規則」の解除方法をご紹介します。

「データの入力規則」の解除方法

➀ 「データの入力規則」の設定をしたセルをすべて選択します。
➁ 「データ」タブにある「データの入力規則」をクリックします。
➂ 「現在の設定を削除し、続けますか?」というダイアログボックスが表示されますので、「OK」をクリックします。

一覧のリストから選択して入力する方法-8

すると、「データの入力規則」のダイアログボックスが表示されますので、そのまま「OK」をクリックします。

一覧のリストから選択して入力する方法-9

これで、解除が完了です。

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